豪雨災害から15ヵ月倉敷市真備町の岡田地区では、東薗神社の秋祭りにあわせて3年ぶりに千歳(せんざい)楽を繰り出し復興を願いました。
倉敷市真備町の岡田地区まちづくり推進協議会は、西日本豪雨で浸水被害を受けた千歳楽を宝くじの助成金制度を活用して今年の8月に修復しました。太鼓の張替えをはじめ千歳楽の布団、岡田藩の伊東家の家紋を染め抜いた水幕、担ぎ手の法被や手ぬぐいなどが新調されました。真新しい法被に袖を通した約40人の担ぎ手は、修復された千歳楽を担ぎあげ勇壮な姿を披露しました。岡田地区の千歳楽は昭和初期以来、途絶えていましたが2002年から復活させ、2016年まで秋まつりを盛り上げてきました。2017年は天候不良、2018年は豪雨災害が重なり千歳楽を繰り出すことはかないませんでしたが、令和元年の今年は、3年ぶりに新しい千歳楽で、太鼓の音色も勇ましく岡田地区を練り歩きました。
【インタビュー】岡田地区まちづくり推進協議会黒瀬正典会長
岡田地区の千歳楽は、午前中は辻田方面午後からは岡田方面を巡行し、災害からの復興に向かう地域を盛り立てました。
倉敷市真備町岡田地区秋祭り復興を願い 千歳楽巡行
【取材日】2019年10月12日(土)
【場所】岡田分館
【住所】倉敷市真備町岡田
【インタビュー】岡田地区まちづくり推進協議会黒瀬正典会長




