平成22年度の「都市景観大賞」の表彰式が、昨日(6/1)、東京都内で開かれ、グランプリの「美しいまちなみ大賞」に選ばれた倉敷美観地区が表彰されました。
表彰式には、「倉敷伝建地区をまもり育てる会」と「NPO法人・倉敷町家トラスト」のメンバー、それに伊東香織倉敷市長が出席し、代表して伊東市長が表彰状を受け取りました。「都市景観大賞『美しいまちなみ大賞』」は、優れた景観の街づくりに取り組んでいる地域を広く全国に紹介することを目的に、国土交通省や関係する団体が平成13年度から毎年行っています。美観地区では、住民らで作る「町家トラスト」が、古い空き家を改修して体験宿泊施設を運営している他、町家での生活や商売を希望する人に物件を紹介するなど、「伝建地区をまもり育てる会」と連携して町家の再生と利活用に取り組んでいます。受賞理由でも、保存されている町家の利用方法が暮らしや商業面の双方で調和・洗練されている点や、住民組織が、町家の再利用やライフスタイルの継承に活発に取り組んでいることなどが、高く評価されました。
◇インタビュー:倉敷市・伊東香織市長
◇インタビュー:「倉敷伝建地区をまもり育てる会」事務局長、「倉敷町家トラスト」代表 中村泰典さん




