金属を削りだして作ったコマで勝負する大会が中国職業能力開発大学校で行われ、学生たちが手に汗にぎる試合を繰り広げました。
削りだした金属製のコマで戦う全日本製造業コマ大戦は、2012年から全国の中小製造業者が互いの技術を競い合い、町工場を元気にしようと始まったもので、中国職業能力開発大学校では去年から大会に参加しています。きょうは、学内予選を兼ねた大会で学生たちは、自ら作ったコマをぶつけ合いました。コマは22ミリの真鍮を旋盤を使って直径20ミリ以下に削りだしたものです。先を尖らせたり重心を変えたりと勝負に勝つためにおよそ1か月の間、加工を続けてきました。コマは自分の手で回すため、軸の長さや太さも工夫してあります。学生たちは持てる技術を発揮し技をぶつけ合っていました。なお、学内予選の上位2人は来年2月に一般企業の人を交えた大会に学校の代表として出場します。




