倉敷市を拠点に、県内を中心に活動する市民劇団「伊つき座」が倉敷市の高齢者施設で慰問公演を行いました。
「伊つき座」は平成20年に座長の浜ノ伊三郎さんによって、お年寄りの生きがいとなる大衆演劇を作ろうと結成されました。
メンバーは現在、倉敷市と総社市の60代から70代の10人です。
県内の高齢者施設を中心に、年間でおよそ40回慰問公演を行っています。
16日の公演では時代劇の「吉五郎懺悔」や、歌謡曲に合わせた舞踊などを披露しました。
舞台装置はメンバーによる手作りです。
演劇の音響効果なども全て自分たちで行います。
公演中は多少のミスもありますが、「伊つき座」のメンバーによる人情味溢れる演技をはじめ、時おり織り交ぜるお笑いは、会場のお年寄りたちを大いに沸かせ、大衆演劇の世界に引き込んでいました。




