九州地方では大雨特別警報が発令されるなど全国的に秋雨前線の影響でまとまった雨が続いています。
岡山県でも前線の影響で断続的に雨が降りました。
倉敷市では降り始めの28日午前3時から午後1時までで23ミリの降水量となりました。
岡山地方気象台によると向こう一週間前線の影響で雨が続くと予想していて今後、土砂災害と雷雨など急な天気の変化に注意を呼び掛けています。
また高梁川支流の高梁市の新成羽川ダムでは予想雨量が基準を超えることからきょう28日の午前2時から11時までダムの貯水量を下げる事前放流を行いました。
この影響により高梁川では総社市日羽で1.9メートル程度水位が高くなっています。
新成羽川ダムの事前放流は去年の西日本豪雨で高梁川流域が甚大な被害を受けたことから倉敷市や総社市などが強く要請し、中国電力が今年6月から実施することにしていました。
新成羽川ダムが下流に影響する事前放流を行ったのは今回で初めてで、今後まとまった雨が続く場合再び事前放流を行う予定です。




