倉敷市加須山の倉敷川で絶滅危惧種の一年草「ミズアオイ」を観察する会が開かれ参加者はミズアオイの生体や周辺の環境について学びました。
可愛らしい紫色の花びらを付ける「ミズアオイ」。
50年以上前、川や田んぼ沿いに広く咲いていましたが、環境の変化などで減少し、今では県内で自生しているのは倉敷市加須山の保護区域だけです。
この絶滅危惧種のミズアオイを多くの人に知ってもらおうと観察会が開かれ親子連れおよそ50人が参加しました。
参加者は自然史博物館の職員から雄しべと雌しべが左右逆のもがあるとったミズアオイの特徴などを教わり観察をしていました。
また参加者はミズアオイやそのまわりにどんな生き物がいるか実際に取って調べました。
倉敷川のミズアオイは20年前から保護活動がはじまり市や保護団体が管理しています。
毎年、種をまいていて今年は1000株が芽を出しましたが外来種の生き物などの影響で今年は2株しか残りませんでした。
倉敷川のミズアオイを守ろうと取り組む市や保護団体などは観察会などを通じてミズアオイを広く知ってもらい関心を持ってもらいたいと考えています。
来年3月にはみんなでミズアオイの種まきを行うイベントも予定されています。




