言葉の問題などで就職できないブラジル人を対象に職業訓練をしながら日本語を学ぶ教室が、総社市に開講しました。
この教室は総社駅前のブラジル人学校エスコーラ・モモタロウ・オカヤマの中に開講し、あらかじめ応募のあったブラジル人20人が通います。教室を運営するNPO法人ももたろう海外友好協会の枝松孝典さんは「受講者全員が日常会話を身につけいろいろな仕事に就いてほしい」と受講者を励ましました。受講者は11月30日までの半年間、平日毎日、日本語を学びながらパソコンや機械組み立て、溶接といった実技の基礎を学びます。この事業は国の緊急人材育成支援事業の一環で受講者の中には生活給付金として12万円を受け取りながら学ぶ人もいます。受講者の一人ハマダ・アパレシーダさんは「11月末までに日本語を話せるようになりたい」と意欲を見せました。授業は早速あすから始まり当面、履歴書が書けるようになることが目標だということです。




