岡山県と倉敷市は、梅雨入りを前に、豪雨などによる災害に備えるため、倉敷地区などで溜め池や急傾斜地などの調査をしました。
調査には、倉敷消防署員や倉敷市の職員をはじめ、備中県民局建設部管理課などあわせて10人が参加しました。今年は、西坂から始めて、3つのため池と3カ所の急傾斜地、そして生坂の土石流危険渓流を1カ所調査しました。視察は、危険な場所を把握して、大雨によるがけ崩れやため池の崩壊など、緊急時に関係機関が速やかに対応できるよう、毎年行われています。倉敷地区には115のため池があり、調査では、堤防の亀裂や水漏れをしている個所の有無、万が一の場合の避難経路を確認しました。また、急傾斜地は66カ所、土石流危険渓流は15カ所あります。参加したメンバーは急傾斜地などを実際に歩いて、雨が降った場合などにどの程度危険なのかを予測していました。なお、この調査は今月3日には児島地区で、4日には真備地区で行われる予定です。




