玉野市で幼稚園・保育園の指導について学ぶセミナーが開かれました。
玉野市では幼稚園教諭、保育士のスキルアップを目的に幼保合同での研修セミナーを去年から行っています。今年は田井保育園、幼稚園で行われ、40人が参加しました。田井保育園の研修ではビー玉を転がすゲーム作りや鈴を鳴らした音楽遊び、朝がおを使った染色などクラスごとに行われる保育について見て回りました。玉野市教育委員会によると幼稚園教諭、保育士の採用を積極的に行ったことなどから今年4月時点の待機児童はゼロになっています。現在、市内の公立幼稚園・保育園・認定こども園にはおよそ1000人の子どもが通っていて臨時を含めて200人の保育士、教諭で幼児教育に当たっており、今回の研修は幼児教育の一層の充実を図る狙いです。参加者は保育士が園児の表情や行動を見ながら話を聞いたり、みんなで一緒に楽しめるよう声かけをする様子を見て、それぞれの現場で活かそうとメモを取るなどしていました。研修のあと、幼児教育が専門の京都教育大学の古賀松香准教授が、公開保育を担当した保育士にアドバイスを送り、参加者は真剣に話を聞いていました。




