子どもたちが医療や福祉について学ぶ夏の大人気イベントが今月(8月)20日と21日の2日間で行われました。
手術着を着る子どもたち。
みんなとっても様になっています。
これから何をするのでしょうか…。
内視鏡手術に挑戦です!
テレビ画面を見ながら実際に使われている器具で操作します。
小さなおはじきを移動させたり、
細い輪ゴムを結ぶなどなんとも細かい作業!
子どもたちは、集中して手を動かしていました。
内視鏡手術成功!と思ったら、今度は外科手術です。
人間の内臓に見立てた鶏肉に電気メスを入れました。
【インタビュー】・参加した子どもはー(3人)
川崎医科大学が小中学生を対象に2009年から開催している「かわさき夏の子ども体験教室」。
子どもたちは毎年2日間限定で、川崎学園の教育施設を使って学ぶことができます。
定員160人に対して今年は1300余りの応募があり、その倍率は、およそ8倍!医療や福祉に関する貴重な体験ができると、県内外の家族から注目されています。
体験教室は、4つのコースに分かれていて、一人ひとりがじっくり学べます。
こちらの教室では、看護師のお仕事を体験。
赤ちゃんをお風呂に入れます。
初めての体験に少し緊張気味ですが、大学生のお姉さんに教えてもらいながら、丁寧に赤ちゃんの体を洗うことができました。
ほかにも、お父さんやお母さんの脈拍を測ったり、赤ちゃんのオムツを替えたり、包帯を巻いたり…。
いろんなことができるようになりました。
【インタビュー】・参加した子どもはー(1人)
未来の看護師!楽しみです。
お次は、お母さんお父さんたちが痛々しい姿に変身です。
災害現場を再現しています。
救急隊が駆け付け、けがの状態で搬送を優先する人を判断したり、
応急処置を行いました。
現場から搬送した後は、医師と看護師のお仕事です。
ガーゼで止血したり、骨折した腕を添え木で固定するなど、
子どもたちの頼もしい姿が見られました。
【インタビュー】・参加した子どもはー(1人)
このイベントは今年4月、文部科学大臣表彰の理解増進部門を受けました。
今後も人気に拍車がかかりそうです。
来年1月には、学園内の施設である現代医学教育博物館がリニューアルオープンします。
子どもたちが医療に関心をもつ場を広げています。♯




