今年もホタルの季節がやって来ました。倉敷市酒津地区で29日、ホタルの観察会がありました。
観察会は「酒津のホタルを親しむ会」が呼びかけて開きました。この日は親子連れなどおよそ50人が参加して、暗がりの中、ホタルを探しました「酒津のホタルを親しむ会」はホタルが飛び交う美しい水辺の環境をつくろうと酒津地区の住民を中心に一昨年の2月に発足しました。ゲンジボタルの幼虫を飼育し酒津地区の貯水池などに放流しています。去年から少しずつホタルが姿を見せており、活動の成果が出てきています。この日は日本ホタルの会に所属する川崎医療福祉大学の梶田博司教授を招いて講演会も開かれました。ホタルの種類や生態系についての詳しい説明を、参加者は興味深そうに聞いていました。酒津のホタルを親しむ会では今後も水辺の清掃などを行い、ホタルの住みやすい環境整備を、積極的に進めていく方針です。




