今年の全日本少年軟式野球大会に中国地区代表として出場する「倉敷クラブ」のメンバーが大会前最後の練習試合に臨みました。
倉敷市と早島町の25の中学校から選ばれた3年生の選抜チーム「倉敷クラブ」です。
チームは7月に行われた中国大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
今年のチームは固い守備が持ち味です。
チームが誇る高い守備力をけん引するのはサウスポーの松家とリードする勝樂のバッテリーです。
エース松家は身長175cmの長身から繰り出す3種類の変化球と、緩急をつけたボールコントロールで勝負する技巧派です。
この日の練習試合でも5イニングを投げ強豪明徳義塾相手に1点も与えない完璧なピッチング。
本番に向けて調子も上がってきています。
キャッチャーの勝樂は投手を生かすリードが持ち味です。
打線でも一番を任せられる好打者で、快足を飛ばして出塁するなどリードオフマンとしての活躍も期待される攻守の要です。
各中学校から19人が集まった今年のチームは、明るいメンバーが揃い、今年2月から練習を重ねた選抜チームとは思えない息の合った連携でチームを盛り立てます。
大会初戦の相手は九州地区代表の強豪チームと対戦となりましたが、気合は十分です。
第36回全日本少年軟式野球大会は今月12日から横浜スタジアムで行われ大会で頂点を目指します。




