玉野市の消防本部再編整備検討委員会は「消防本部を深山公園付近へ、出張所を4か所から2か所へ機能集約するべき」といった意見をまとめました。
玉野市では去年2月から消防本部の再編について専門家や地域住民の代表で作る委員会で意見を出し合ってきました。玉野市消防本部は建築から47年が経過し平成16年には台風による高潮被害を受け、市内4カ所の出張所も建設から40年以上が経過し耐震基準も満たしていません。委員会では災害時の拠点となる施設について早急な移転が必要とし、消防本部は高潮や津波の影響を受けない深山公園付近へ移転する意見でまとまりました。出張所は東児・八浜・荘内・和田の4か所から山田と玉原の2か所に集約し、玉野市東部と西部をカバーします。出張所のカバーするエリアは広がりますが集約によって出張所の職員は現状よりも4、5人の増員が見込め、また、消防車・救急車もそれぞれ2台になり、より迅速な対応が可能になります。委員会でまとめられた意見は今月15日ごろに黒田晋玉野市長へ報告します。




