総社南高校美術工芸系の卒業生などが「西日本豪雨から１年」に感じたことを表現した企画展を開催しています。
展示したのは総社南高校美術工芸系の卒業生と指導にあたった旧職員のあわせて１０人で、真備町に自宅やアトリエがあるメンバーもいます。展示会開催にむけてメンバーは、復興の途中、美術や芸術で何ができるか、作家としてできることを考えてきました。展示された作品は復興や再生、人々の支えなどを形に表現しています。制作中に真備町川辺のアトリエが浸水被害を受けた総社南高校８期生の寺尾佳子さんです。今回は浸水被害を受けた作品を展示しました。このほか、自宅とアトリエが被災した旧職員で彫刻作家の金盛秀禎さんと総社南高校１期生の大村祐美さんは子どもが遊んでいる空間を焼き物や石を並べて表現しました。
助け合いの輪が広がる様子、人の支援というやさしさを受け取る様子を伝えています。今回の展示を企画したメンバーは「災害から１年で感じたことをまとめた展示になったので多くの人に見てもらい復興の力になれば」と話しています。
総社南高校ＯＢなどによる企画展は第１期、第２期が予定されていて第１期は今月１６日（金）まで総社市上林の総社吉備路文化館で開かれています。
また、第２期は今月１８日から開催予定です。
