大山名人杯争奪第18回全国小学生倉敷王将戦が、倉敷市芸文館で開かれ、トップレベルの実力を持つ小学生棋士たちが熱戦を繰り広げました。
大会には、都道府県予選を勝ち抜くなどした128人が出場しました。
低学年と高学年の部に分けられ、ともに8人1組の予選リーグ、各組1位の8人ずつが進出する決勝トーナメントでタイトルを争いました。
子どもたちは真剣な表情で対局に挑み、ハイレベルな頭脳戦を展開していました。
全国小学生倉敷王将戦は、倉敷市出身の故大山康晴15世名人にちなみ、1994年に創設されました。
2003年には高学年の部で優勝した、岡山市出身の菅井竜也七段、2011年には低学年の部を制した、史上最年少プロ棋士の藤井聡太七段などを輩出しています。
また、対局前には備前市出身の有吉道夫九段と、菅井竜也七段との記念撮影が行われました。
子どもたちは憧れのプロ棋士を目の前にし、少し緊張した様子でしたが、笑顔を見せていました。
大会は、新潟県の新潟大学教育学部附属長岡小学校5年の西村晃太くんが高学年の部を制しました。
低学年の部は千葉県の八千代市立みどりが丘小学校3年の小幡大智くんが優勝を果たしています。




