ユニークな発想の色鉛筆画で知られる松川耕太さんの作品展が天満屋倉敷店で始まりました。
会場には、色鉛筆で描かれた色彩豊かな 優しいタッチの作品30点が並んでいます。
これらの作品は、岩手県一関市在住の美術作家松川耕太さんが描いたものです。
幼少期から絵を描くことが好きだった松川さんは、自閉症と向き合いながら独学で絵を学び、ユニークな発想で描いています。
星を運ぶテントウムシや、妖怪の行列などがペンと色鉛筆で描かれていて、見る人を空想の世界にいざないます。
いずれの作品も独特の色遣いと緻密さが特徴で、明るい配色のものばかりです。
どの作品の中にも、楽器を演奏する自分自身のキャラクターが描かれていて、見る人を楽しませます。
また、作品を飾る額は松川さんの伯父で静岡県在住の木彫作家清水利次さんが手がけています。
星やハート型などの額に緻密で優しい松川さんの世界観の作品が広がり心温まる作品となっています。
見る人を独自のファンタジーな世界に引き込む松川耕太さんの作品展は29日(月)まで天満屋倉敷店4階美術画廊で開かれています。




