JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区と三菱自動車工業水島製作所の合同工場見学会が開かれ、子どもたちが鉄から自動車ができる過程を学びました。
JFEスチールと三菱自動車では、2年前から水島コンビナートで作られた鉄が製品になるまでの様子を見てもらい、モノづくりに興味を持ってもらおうと、コラボ工場見学会を開いています。
この日は、倉敷市内外からおよそ40人の親子連れが参加しました。
JFEスチールでは、鋼のもととなる銑鉄が作られる様子を見学しました。
自動車やガードレールに使われる鋼板を作る熱延工場では、1200度以上に熱せられた鉄の塊が板状に延ばされていく様子を見学。
鋼板を自動車のドアなどのパーツに型取りしていく工程も見て回り、参加した親子連れはその迫力に圧倒されていました。
また、三菱自動車では、1台の車には470個の鋼板プレス部品が使われていることなど、自動車の製造に関するクイズ形式の講座を受けたほか、ネジ締めなどの製造作業を模擬体験し、参加者は水島コンビナートでのモノづくりについて理解を深めていました。
このコラボ見学会は来月22日にも開催されます。
また、JFEスチールでは夏休み期間中に、サノヤス造船や水島臨海鉄道、水島エコワークスといった水島コンビナート各社とのコラボ見学会を開催する予定です。




