広島県在住のガラス作家西川孝次さんの作品展が倉敷市阿知の融民芸店で19日から始まりました。
会場には涼やかな吹きガラスの作品、およそ400点が並んでいます。
広島県三原市在住のガラス作家・西川孝次さん。
造船所での会社員時代を経て、沖縄県の工房で吹き硝子を学びました。
西川さんの作品は、南国の海の色のように澄んだ爽やかな青をはじめ、気泡の入った自然なウグイス色、ボカシ染めのような有機的な色彩のグラデーションなど、独自の色遣いが特徴です。
また、小鉢やグラスなど普段使いの器は親しみ深く、使い込むほどに味が出てくるそうです。
造船所に勤めていた経験を生かして製作したという水差しは、オリジナルの金型で作った真鍮素材を組み合わせ、ユニークな仕上がりになりました。
作品展「西川孝次の仕事」は今月23日(火)まで倉敷市阿知の融民芸店で開かれています。




