西日本豪雨からまもなく1年、5人の命が犠牲となった倉敷市真備町の下有井地区で追悼式が行われました。
去年7月の豪雨で下有井地区を流れる小田川の支流・末政川では堤防が3か所決壊。住民5人が犠牲となりました。
下有井公民館で行われた追悼式には、遺族や真備町内外で生活している住民50人余りが参列しました。
災害以降、被災した住民たちは、それぞれの生活の再建に精一杯で、親しかった同じ町内の犠牲者の供養もできない状況でした。
今回、町内会が主催することで災害から1年、ようやく、亡くなった人たちに手を合わせることができました。
【インタビュー】・真備町下有井地区 諏訪智朗 町内会長
下有井地区では、末政川の堤防強化工事に伴う立ち退きの対象世帯も多く、ほとんどの住民が元の生活に戻れていない状況です。
今後、住民同士の交流会を定期的にひらいていくということです。♯




