災害復旧工事が進められている倉敷市真備町の川辺小学校を、建築を学ぶ専門学校生が見学に訪れました。
見学に訪れたのは、岡山科学技術専門学校の建築工学科の2年生、19人です。
川辺小学校の復旧工事は、地元の建設業者のカザケンが担当していて、今回の見学は被災地の建築現場の様子を知ってもらおうと開かれました。
学生たちは浸水被害の大きかった校舎1階や体育館の工事途中の現状を見て回りました。
また、作業員が安全のために身に着けるハーネスを着用したり、「打診棒」という道具を使って校舎の外壁が劣化していないかチェックする作業を体験したりしました。
続いて、川辺小の近くにある、解体工事を待っている被災家屋も見学しました。
浸水で変わり果てた部屋の様子、いまだに残る泥やごみが混ざり合った臭いなど、学生たちは被災地の惨状を肌で感じていました。
川辺小学校を含む、真備町内の被災した小・中学校は来年3月末までの復旧を目指しています。




