倉敷市は、県から無償譲渡され、来年4月のリニューアルオープンを目指している水島サロンの活用方針を発表しました。
伊東香織市長は、施設の活用目的を市民交流の場と環境教育の拠点とすることを明らかにしました。施設全体は、太陽光発電設備や屋上緑化を取り入れるなど環境に配慮したものとしています。プールを含むスポーツプラザ、会議室などのある東棟は、公共施設として活用し、石の階段や石の広場は、撤去した上で芝生の広場に改修する予定です。また、西棟は、公用施設とし、現在、福田町古新田にある倉敷市環境監視センターの機能を移し、生活環境保全のための調査・分析を行うとともに市民の環境学習や活動の拠点とするものです。今回の改修・整備により倉敷市では、これまでの施設運営経費を約1千万円削減できると見込んでいます。県からの5億円改修費による工事は、6月議会を経て、東棟の改修工事からすすめ、来年4月のオープンを目指します。なお、倉敷市は、6月上旬に活用方針について市民説明会を開くことにしています。




