総社市内の墨彩画グループ「さわらび会」の作品展が総社市民ギャラリーで開かれていますさわらび会は総社市シルバー人材センターで月2回活動している墨彩画グループです。
20回目をむかえた作品展には会員12人のおよそ30点の力作が並びます。
墨彩画は、水墨画の技法をもとに色を加えて描かれるものです。
寺社仏閣が好きな会長の栢野雄之さんはこれまでに3回、四国88か所巡りをするほどで、その時見た不動明王を描きました。
怒り出す寸前の表情を筆圧を変えて印象的な目元にしています。
会員の小山由紀子さんは木漏れ日がさしこむ九段の滝を表現しました。
手前に濃い墨、奥側に薄い墨を乗せて遠近感を出しています。
前の会長で講師の枝松國明さんは最高齢の92歳とは思えない、鮮やかな色遣いで力強い表情の仏頭を描いています。
作品展は今月(6月)23日まで開かれています。
その後は、セレーノ総社に一部の作品が展示されます。




