総社市の書家 故 髙木聖鶴さんを顕彰する児童生徒競書大会の表彰式が開かれました。
力強く勢いを感じさせる筆運びと、整った文字の形。
今年の髙木聖鶴賞に選出された作品です。
表彰式には、審査で入賞した総社市内の小中学生39人が出席。最優秀の髙木聖鶴賞をはじめ、市長賞、教育長賞などの入賞者に表彰状と記念品が手渡されました。
今年で6回目となる競書大会は、今月12日に行われ、市内の小中学生166人が参加しました。大会では、30分の制限時間内で学年ごとに指定された課題に取り組ました。審査員長を務めた髙木聖鶴さんの長男で書家の髙木聖雨さんは「低学年は力強さ、高学年は力強さに加え、形のよい作品が多く、レベルが高い」と講評し、「これからも筆を持つ習慣を身につけて大人になっても書を大切にしていってほしい」と受賞者を讃えました。今回入賞した39点の作品は、6月2日(日)まで総社市上林の総社吉備路文化館で展示されます。




