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倉敷市内の消防署で出水期に向けた訓練

梅雨や台風シーズンに備えて倉敷市内の消防署ではポンプ車の操作や土のうの設置方法の確認が行われました。

訓練には、倉敷市消防局と倉敷市の危機管理課や土木課などの職員あわせておよそ40人が参加しました。
高梁川が氾濫して毎分およそ5トンの水が流入しているとの想定で排水ポンプ車を使ってあふれた水を川に戻す訓練が行われました。
この訓練は、排水ポンプ車などの災害対策機械を川の氾濫や道路冠水などの非常時に円滑に使用できるよう毎年行われています。
参加者は、ホースとポンプのつなぎ方や発電機の始動手順などを入念にチェックし、万一の災害に備えていました。
使用されたポンプ車は、1分間に3万リットルの水を排水する能力があります。
倉敷市消防局では、平成24年から排水ポンプ車1台を所有していて導入以降、大雨による冠水被害などで毎年出動しています。
去年の7月豪雨では、倉敷市所有の排水ポンプ車だけではなく、被害の大きかった真備町では国土交通省のポンプ車23台が稼働しました。

また真備町と船穂町を管轄する玉島消防署では、川の越水の恐れがあるところに応急的に設置する土のうを作る訓練が行われました。
訓練には玉島消防署の署員と支所、市内の事業所の職員などおよそ30人が参加し、土のうの作り方や積み方などを練習しました。
土のうは応急的に水をせき止めるのに効果があり、玉島消防署でも去年の7月豪雨で、河川の堤防や用水路などで川の水が溢れる恐れがある箇所に設置し、対応してきました。
今回の訓練はあらためて土のうの正しい積み方などを確認しようと行われました。
玉島消防署では土のうを1500個用意し出水期に備えています。

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  • 放送日:2019/06/04(火)
  • 担当者:水川秀樹
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