6月4日の虫歯予防デーを前に、倉敷歯科医師会などがくらしき健康福祉プラザで歯の健康フェアを行いました。
歯の健康フェアは、歯や口の健康について知識を学んでもらおうと毎年開かれています。
今年43回目となるフェアでは子どもから大人まで楽しめる様々な体験型のコーナーが設けられました。
特に人気を集めていたのが歯医者さんの仕事を体験できるコーナーです。
歯に付けた部品にワイヤーを通してゴムで固定する矯正の作業や、「シーラント」と呼ばれる薬を歯に塗っていく虫歯予防の作業に挑戦することができました。
訪れた親子連れは器具の取り扱い方のコツなどを医師に教えてもらい、楽しみながら真剣に取り組んでいました。
会場では静岡県立大学短期大学部の仲井雪絵教授による講演会も開かれました。
仲井教授によると、永久歯が生えてくる前の5歳頃に、キシリトールを適度に摂取することで、虫歯になりにくくなるということです。
この他にも、子どもの虫歯予防に関する効果的な方法などが話されました。
訪れた人は熱心に耳を傾け、歯と口のケアについて理解を深めていました。




