総社市下原の被災した自宅で現在、開催中の墨彩画家・枝松國明さんの個展を見学するバスツアーが行われました。
倉敷市茶屋町から大型バスに乗って訪れたのは枝松國明さんの後輩の佐藤圭一さんをはじめとする高齢者グループ約50人です。西日本豪雨でアルミ工場の爆発と浸水被害を受けた総社市下原に住む枝松さんは自宅の1階部分をリフォームし、被災した作品を修復し、5月12日から災害復興記念の墨彩画展を開いています。枝松さんの、92歳で力強く復興に向かって活動している姿を知ってもらいたいとバスツアーが企画されました。参加者は枝松さんから災害当時の様子や、作品展開催の思いを聞いていました。参加者は今もなおブルーシートがかかったままの下原地区の現状を目の当たりにしながら枝松さんの個展を鑑賞しました。備中国分寺の五重塔をはじめ力強い筆遣いで描かれた枝松さんの作品が所狭しと並べられていました。
枝松國明墨彩画展見学バスツアー
2019年6月1日 総社市下原




