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被災地真備町ジャズ喫茶ごじとま営業再開までの10ヵ月

西日本豪雨で被災した倉敷市真備町箭田のジャズ喫茶「ごじとま」は、5月12日に店舗での営業を再開しました。復活までの10ヵ月を取材しました。

レトロなレコードの音色が流れるジャズ喫茶によみがえったコーヒーハウスごじとま平成30年7月豪雨で倉敷市真備町箭田のコーヒーハウスごじとまは2階まで水没しました。【インタビュー】髙本明英さん「ずっぷりです。レコードもゼロスピーカー ピアノ アンプすべて(失った)・・・」髙本 由美子さん「無我夢中ですね。家族全員の命があったことをありがたいと思ってただ、あしたのことだけ考えて・・・」豪雨災害から4か月が経った11月6日店の前にテーブルと椅子を並べてコーヒーの提供を始めました。髙本さん夫妻も真備町外のみなし仮設住宅から通いながらの仮営業です。営業再開に向け店舗内の改修工事も去年の9月頃から進められてきました。使えるものはできるだけ残し被災前の雰囲気を大切にしたリフォームが行われました。店舗の改修工事が進む中去年の12月下旬には公的な補助制度を活用して移動販売車を導入しました。復興元年が幕を明けました。店のリフォームも2月、3月、4月と順調に進み、手作りのスピーカーや本棚、テーブルなどが入り少しずつジャズ喫茶らしくなってきました。そして5月12日(日)店舗での営業を再開する日を迎えました。ごじとまには、頂きもののLPレコードやCD、書籍、インテリア、絵画などが並んでいます)そんな中再開一週間後の5月19日(日)広島市からジャズのLPレコード800枚を届けにきたお客さんがいました。広島市西区の髙(たか)平和(ひらかず)さん・京子さん夫妻は、テレビの報道で「ごじとま」の再建の話題を知り、
40年前にコレクションしていたご主人のジャズのLPレコードが倉庫に眠ったままになっているので、「ごじとま」で活用してもらえばと寄付しました。
突然のプレゼントを受けた店主の髙本さんは、以前よりレコードが増えたと喜ぶとともにジャズ喫茶の復活に本腰をいれなければとさらなる復興を誓いました。

被災地真備町・ジャズ喫茶「ごじとま」営業再開までの10ヵ月
【取材日】2018年7月27日~2019年5月19日(日)
【場所】コーヒーハウスごじとま
【住所】倉敷市真備町箭田

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  • 放送日:2019/05/27(月)
  • 担当者:中塚美佐子
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