西日本豪雨の被災地総社市下原では月に1回復興イベントが開かれています。
今回はプロのヴァイオリン奏者が演奏を披露し、住民を癒しました。
ステージで演奏するのは長野県出身の中澤きみ子さんです。
中澤さんが演奏する「TSUNAMIヴァイオリン」は東日本大震災で被災した陸前高田の「奇跡の一本松」の枝や家屋の廃材などで作られたものです。
中澤さんは震災の記憶を音楽で伝えたいと全国各地で演奏をしています。
今回は西日本豪雨で被災した人たちをヴァイオリンの演奏で元気づけようと訪れました。
クラシックや童謡など3曲を演奏し、「TSUNAMIヴァイオリン」の音色が被災地・下原に響きました。
会場に集まったおよそ130人は郷愁を誘うヴァイオリンの美しい音色に耳を傾けていました。
【インタビュー】下原の住民はー2人
次回の復興イベントは災害から1年の7月7日に行われます。




