倉敷市五日市の陶芸家木村知子さんの作品展が市内の工房で開かれています。
木村知子さんは、岡山県立大学大学院デザイン学研究科を終了し、現在は日本工芸会正会員として各地で作品展を開いています。
展示されているのは、草花をあしらった食器や花器などおよそ100点です。
つゆ草やあじさいなどを透き通るような白い磁器に呉須と呼ばれる藍色の顔料で描いていて、爽やかで涼しげな初夏の空気を感じられます。
今回のテーマ『器に咲く季節の花々・・・』にちなみ初夏の花だけでなく冬のつくばね、春のいちごなど四季折々の草花を描いた作品が並びました。
そのほか、新しい手法の作品もありました。
こちらは、青みがかった釉薬をかけて焼いたものです。
釉薬をかけていない部分の土は赤色のように変化していています。
木村知子作品展は5月27日(月)を除く6月2日(日)まで工房Ikkukoで開かれています。




