ちぎり絵教室「藤の会」の作品展が倉敷ファッションセンターで開かれています。
藤の会は、児島塩生の木津野照代さんが指導するちぎり絵教室生のグループです。
教室は倉敷市内の公民館を中心に月に2回程度開かれていて、会員は5,60人です。
作品展は2年に一度開催していて、今年は草花や風景などの72点の作品が並びました。
自然豊かで季節を感じる風景のほか下津井名産のタコや瀬戸大橋など地元の風景を描いた作品も多くありました。
作品は、色とりどりの和紙を使いちぎって貼り重ねて作ります。
細かいところまで丁寧に張られていてまるで筆で描いた作品のようです。
奥に薄い和紙、手前に厚みのある和紙を使うことで遠近感を出しています。
訪れた人はちぎり絵のもつ柔らかい雰囲気を楽しんでいました。
出品者の最高齢は、倉敷市呼松の97歳の田中辰子さんと田中茂登恵さんの二人です。
二人は幼馴染で77歳くらいからちぎり絵を始めたそうです。
藤の会ちぎり絵展は、27日(月)まで倉敷ファッションセンターで開かれています。




