真備地区で被災した吉備信用金庫の2つの支店が24日、リニューアルオープンしました。
被災して10か月半ぶりの営業再開です。午前9時の開店に合わせ、次々と客が訪れました。国道沿いに店を構える川辺支店は、白と青を基調にしたモダンな外観にリニューアル。店の愛称を「スマイルテラスかわべ」と名付け、リニューアルを機に日曜日にも相談を受ける体制を敷きます。ロビーには新たにコンシェルジュを配置したほか、地域住民の作品を披露するギャラリーを設けました。
【インタビュー】川辺支店 内田 耕輔 支店長
また、真備支所の近くにある真備支店も建て替え、同じ日に営業を再開しました。店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気に一新。住まいや事業の復興をサポートする「まちづくり支援室」の拠点として位置付けるため、従業員を川辺支店より多く配置するなど、体制を整えました。
【インタビュー】真備支店 須増 隆仁 支店長
吉備信金の営業再開で、真備町内にある金融機関はすべて復旧したことになります。




