玉野市内の陶芸グループが、古代の土器再現に挑戦しました。
土器を作ったのは、岡山県陶芸同好会玉野支部のメンバー7人です。メンバーは、3、000年ほど昔の縄文時代の土器の再現を目指していて、大きな口や炎を模した突起など特徴的な形を手ひねりで作りました。きょうは、土器を焼きあげました。剪定した枝 や 廃材でやぐらを組み、清めの儀式を行った後、火をつけました。こちらのグループは、普段、登り窯で備前焼を作っていますが、昔ながらの土器作りにも20年以上前から取り組んでいます。メンバーによると、登り窯と違って、温度調整が難しく、何度、取り組んでも満足のいく作品に仕上がらないそうです。焼き始めてからおよそ7時間後、色合いのまばらな土器が完成しました。完成した土器は、10月に岡山市内で開かれる岡山県陶芸同好会の作品展で、展示されます。




