倉敷市は西日本豪雨被災者を対象に住宅再建支援の融資に関する説明会を開きました。
説明会には８０人の住民が訪れました。西日本豪雨被災者を対象にした住宅再建支援の融資は、住宅金融支援機構による一般向け低金利融資と高齢者向けリバースモーゲージ型融資の２つです。一般向け低金利融資は、４月中に申し込みをした場合、金利が０・４０％で融資額の上限が建物で１６５０万円、土地で９７０万円となります。返済期限は８０歳まで、元金と金利が月々の返済となります。
高齢者を対象にしたリバースモーゲージ型の融資は４月中に申し込みをした場合、金利が１・９２％で、金利の５０％を倉敷市が補助します。返済は毎月、金利のみとなり１０００万円を借り入れた場合、月々およそ８０００円となります。返済を終わらずに亡くなられた場合は、建物や土地を売却し返済に充てることができ、借入額に足りなかった場合でも追加請求されることはありません。
説明を聞いた参加者は担当者に質問するなどして住宅再建の参考にしていました。説明会を開いた倉敷市では、今後、個別の相談会を５月末ごろまで週１回程度真備町内で行う予定です。融資に関する問い合わせ先は０８６ｰ０４２６ｰ３５３１です。
