住民有志でつくる「酒津のホタルを親しむ会」はきのう(24日)の夜、倉敷市の南部用水路でホタルの捕獲を行いました。
ホタルの捕獲は、農業用水路の清掃など護岸の草刈りが行われる前にホタルを守るため酒津のホタルを親しむ会が去年から行っています。今回は親しむ会のメンバー12人が参加し、南部用水路およそ3キロを歩きました。ホタルの捕獲が行われた南部用水路は、倉敷市酒津から安江に向かって流れていて、ホタルは、その護岸の草の茂みに隠れています。メンバーは虫取り網とカゴを手に持ちぼんやりと黄色に光るヘイケボタルを捕まえていきました。水路の護岸整備は農業用水の確保と地域の美化のために必要です。しかし、整備によってホタルの生息場所の草などがなくなるので、親しむ会ではホタルが現代社会と共生するため、捕獲したホタルのオスとメスをペアリングし産卵、ふ化させた後、再び捕獲した水路に戻し、来年、棲息数を確認することにしています。




