将棋の佐藤天彦名人に豊島将之二冠が挑戦し、豊島二冠の2連勝で迎えた第77期名人戦七番勝負の第3局。2日目も午前9時から対局が始まりました。
今回、豪雨災害復興支援と銘打って行われた名人戦の第3局。2日目は、一般公募で選ばれた5人の立会人も見守る中、午前9時から倉敷市芸文館の藤花荘で対局が始まりました。豊島二冠が66手目で封じた1日目の棋譜が読み上げられると先手の佐藤名人後手の豊島二冠は、封じ手までの盤面を再現していきました。
立会の淡路(あわじ) 仁(ひと)茂(しげ)九段が封筒を開け、「封じ手は 5五銀左です」と読み上げると再び、静かに熱い攻防が展開していきました。芸文館ホールでは、午前10時から解説者 村田顕弘(あきひろ)六段と聞き手 カロリーナ・ステチェンスカ女流一級による大盤解説会が開かれました。会場には、約200人の将棋ファンが訪れ大山康晴十五世名人のふるさと倉敷で行われた名人戦第3局の行方を見守りました。
第77期名人戦第3局2日目豊島二冠の封じ手は5五銀左
【取材日】2019年5月8日(水)
【場所】倉敷市芸文館藤花荘
【住所】倉敷市中央




