令和への改元に合わせ総社市久代の真言宗の寺勝福寺では、平和の祈願が営まれました。また、新天皇陛下の即位をお祝いし、倉敷市の連島地区では千歳楽が地域を巡行しました。
総社市久代の真言宗の寺勝福寺では、新元号「令和」の初日にあたり新しい時代が、平和で平穏であることを祈願するため本堂に弘法大師が文殊菩薩のお姿になった「秘鍵大師」の掛け軸を掲げ「般若心経秘鍵」が唱えられました。般若心経秘鍵とは、弘仁9年(818)に嵯峨天皇が国家の安穏を祈願して般若心経を書写された際に弘法大師が文殊菩薩の姿になって般若心経の教えを説いたものです。【インタビュー】勝福寺 江原 義空 住職
改元の日平和祈願
【取材日】2019年 5月1日(水)
【場所】勝福寺
【住所】総社市久代
【インタビュー】勝福寺 江原(えばら) 義空(ぎくう)住職
新天皇即位をお祝いし、巡行をしたのは連島地区の11基の千歳楽です。連島地区には厄神社や亀島神社、八幡神社などがあり10月には各神社の氏子町内で秋祭りの巡行をしています。秋祭りでは他の地域の氏子町内には千歳楽を巡行させないことになっていてこうして千歳楽が一堂に会すのは初めてです。集合場所となった連島公民館には、新天皇即位を祝って飾り付けられた千歳楽が並びました。集まった千歳楽は地区ごとに担ぎ上げられ、伊勢音頭を連島風にアレンジした連島小唄を歌いました。【インタビュー】連島千歳楽奉祝巡行実行委員会西城 智志 実行委員長
連島地区の千歳楽はこのあと氏子町内を一巡し、地域をあげて新天皇即位を祝いました。
天皇陛下即位奉祝巡行
【取材日】 2019年5月1日(水)
【場所】 連島公民館
【住所】 倉敷市連島町西之浦
【インタビュー】千歳楽奉祝巡行実行委員会西城智志 実行委員長




