5月1日の改元に合わせ、玉野市の渋川マリン水族館では企画展「万葉植物展」が開かれています。
新元号「令和」の出展として奈良時代の歌集「万葉集」に注目が集まる中、収録された歌に詠まれた植物にちなんだ海の生き物・3種類が展示されています。
「令和」の由来は、万葉集の梅の花・32首の序文からとされています。
その「梅」にちなんだ生き物がウメボシイソギンチャク。
ウメボシのような深いワインレッド色が特徴です。
また、万葉集でもっとも多く詠まれた植物は秋の七草の一つの「萩」です。
「萩」にちなんで展示されたのがニシキカワハギ。
鮮やかなオレンジ色の尾びれが錦のように見えます。
こちらの貝の名前はヒオウギガイ。
宮中で使われていた、薄板を束ねて作った扇に姿が似ていることから名づけられたそうです。
企画展「万葉植物展」は5月6日(月)まで玉野市の渋川マリン水族館で開かれています




