倉敷市真備町の横溝正史疎開宅で去年11月に植えた黒いチューリップの花が見ごろを迎えました。
ミステリアスな黒いチューリップは、名探偵・金田一耕助シリーズで知られる推理作家横溝正史の疎開宅前の花畑に植えられたものです。横溝正史疎開宅管理組合では、一昨年から、吉備信用金庫から寄贈を受けた富山県産の黒いチューリップの球根を毎年11月に植え付けています。去年は、「ブラックチャーム」という品種のチューリップ約500個が植えられ今年の4月になって花が咲き始め、満開の時期を迎えています。また、去年は、豪雨災害からの復興を願い約700株の苗で作られた「がんばれ 金田一まび」の花文字も、白や黄色のパンジーの花によって浮かびあがって見えます。玄関前の花畑が見ごろを迎えた横溝正史疎開宅では、4月21日の(日)に5回目の金田一耕助 春の誕生祭を午前10時から開きます。金田一耕助が登場した日昭和20年4月24日にちなんだ誕生祭では、紅白のふるまい餅をはじめチャリティーバザーやお茶席が設けられるほかこども太鼓や県警音楽隊の演奏が行われます。特に今年は、復興イベントとして金田一耕助の誕生日を祝いたいとしています。
倉敷市真備町・横溝正史疎開宅黒チューリップ見ごろ
【取材日】2019年4月19日(金)
【場所】横溝正史疎開宅
【住所】倉敷市真備町岡田




