西日本豪雨災害から9カ月。倉敷市真備町では、特産の筍のシーズンを迎え恒例の筍まつりが7日(日)に開かれました。
JA岡山西真備西支店駐車場で開かれた第17回筍まつりには、午前10時の開始1時間前から長蛇の列ができました。会場には、真備筍生産組合の農家が早朝4時すぎから収穫した朝掘りのタケノコが並びました。
【インタビュー】訪れた客
今回の筍まつりでは、被災地真備町の復興を支援する意味で時価相場の半値で売られました。4キロの箱詰めは、2000円2キロのバラ売りは、1000円で販売され、わずか30分で600キロの筍が完売しました。今年の筍は、7月の豪雨以後に雨が降らなかった影響で生育が遅くいつもの年の3分の1の収穫量となっています。また、例年人気を集めていたタケノコの天ぷらやタケノコ寿司などの販売も被災したため中止となりました。【インタビュー】訪れた客は
訪れた客の中には、被災直後に支援してもらった人へのお礼として真備の筍を買い求めていました。一方、筍まつりに先立って午前9時から開かれたまきび公園内のたけのこ茶屋の朝市でも掘りたての筍50キロが販売されました。こちらも、市内外からおおぜいの客が訪れわずか5分で売り切れる人気ぶりでした。
筍まつりで朝掘り筍販売
【取材日】2019年4月7日(日)
【場所】JA岡山西真備西支店
【住所】倉敷市真備町箭田




