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渡米心臓移植目指し募金呼びかけ

重い心臓病と診断された倉敷市の1歳1ヵ月になる女の子を渡米させて心臓移植を行うため、有志が支援組織を立ち上げ、記者会見で募金を呼びかけました。

アメリカでの心臓移植が必要なのは倉敷市に住む 小比賀姫那ちゃん1歳1ヵ月です。姫那ちゃんは、生後7ヵ月の時、心筋緻密化障害と診断されました。この病気は 心臓の筋肉がスポンジ状に荒くなったうえ、ゴム風船のように大きくなりポンプの役割を果たせなくなる進行性の病気で原因はわかっていません。現在、助けられる唯一の方法は移植しかなく、7月から国内でも可能になる15歳未満からの臓器提供まで待つことが難しい状況です。姫那ちゃんの両親、小比賀裕也さんと美幸さん、そして姫那ちゃんを支援するために5月2日に設立された「きなちゃんを救う会」のメンバーは きょう岡山県庁で記者会見を開きました。会見では、移植手術の受け入れ先として
カリフォルニア州の大学病院が決まっていますが、医療費や渡航費用として1億5000万円が必要となることなどが説明されました。現在 姫那ちゃんは、心不全の状態が続き、ICUで医師などに管理されている状況で、両親は心情も語り、救済を訴えました。「きなちゃんを救う会」では、2ヵ月を目標に1億5000万円を集めたいとして、倉敷市内を中心に1000箱の募金箱を設置するほか、26日から倉敷駅前などで募金活動を毎日行い、姫那ちゃんの救済を呼びかけることにしています。

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  • 放送日:2010/05/24(月)
  • 担当者:清水幸太郎
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