JICA青年海外協力隊としてケニアでボランティア活動を行った黒明堅一郎さんの帰国報告会が開かれました。
黒明さんは倉敷市立連島中学校の英語の教師です。JICAの「現職教員特別参加制度」を利用して2008年の6月から今年の3月までのおよそ2年間、ケニアで教員としてボランティア活動を行いました。帰国報告会では、黒明さんがケニアの孤児やストリートチルドレンたちが通う「更生院」と呼ばれる学校での体験を写真や映像を使いながら話しました。更生院の子どもたちの多くは過去に犯罪やドラッグなどに手を染めた経験があり、他人を信じることやルールを守るということが出来ませんでした。黒明さんはその子どもたちに授業を通して、仲間意識や規則を守ることの大切さを教えました。その中で、黒明さん自身も長い目で見て子どもを見守ることが大切だと学んだそうです。




