倉敷市下津井で春の恒例イベント「魚島フェスティバル」が、開かれました。
会場には、およそ25のテントが並び、朝6時ごろから、とれたての魚を求める人で賑わいました。「魚島」とは、瀬戸内海で産卵のために、移動してきた魚が集まり、まるで島のように海面から盛り上がって見えることを言います。下津井地区では、サワラやフグ、タイなどが、この「魚島」の時期を迎える今の季節に、毎年フェスティバルを開いています。今日は、あいにくの天候となりましたが、地元瀬戸内海で獲れたタイやタコなど新鮮な魚が、市価の2割から3割で販売されるということで、訪れた人が次々に購入していました。焼きたてのアナゴや、タコのてんぷらやタコ飯など、下津井の名物なども、人気を集めていました。また、会場では、サワラやフグ、野菜がたっぷり入った「海鮮鍋」700食が無料で振舞われました。訪れた人は、少し肌寒い気温の中、温かい海鮮鍋を味わっていました。




