去年7月の西日本豪雨に関して岡山県が設置した災害検証委員会は20日(水)、これまでに取りまとめた報告書を伊原木隆太知事に提出しました。
報告書は7月豪雨災害発生時の災害対策本部の初動対応にあった不備などを検証し、被災世帯を対象としたアンケートの結果も踏まえ、今後実施すべき取り組みを提言として取りまとめたものです。
提言には「県災害対策本部の機能充実」、「市町村との連携強化」、「河川管理等の取組強化」、「自助・共助の取組促進」の4つの強化策が盛り込まれています。
災害検証委員会の河田惠昭委員長は特に、県と市町村の連携不足を指摘し、早期の改善を訴えていました。
県は新年度予算に報告書の内容を反映し、風水害や土砂災害の対策を早急に進めていく方針です。




