認知症サポーターを養成する講師「キャラバン・メイト」を対象とした研修会が玉野市で開かれました。
研修会はキャラバン・メイトに認知症についての最新情報を知ってもらおうと、玉野市社会福祉協議会が平成24年から開いているものです。
今回は玉野市内のキャラバン・メイトの他、民生委員などおよそ70人が参加しました。
研修会の第一部として行われた講演会には、岡山県認知症疾患医療センターの指定を受けている慈圭病院の副院長・石津 秀樹さんが講師として招かれました。
石津さんは、近年明らかになった認知症予防の方法などについて話しました。
毎日5杯の緑茶を飲むことで認知症発症リスクが下がることや、睡眠の質が低下することによって、認知症の危険が高まることなど、参加者は様々な予防のヒントを聞くことで、認知症への理解を深めている様子でした。
なお、玉野市には現在、およそ80人のキャラバン・メイトがおり、市内の公民館などで認知症サポーター養成講座を開いています。




