公立幼稚園のあり方について協議する倉敷市立幼稚園教育研究協議会が開かれました。
協議会には岡山大学名誉教授の森 熊男会長をはじめ公立・民間の幼稚園、保育園の代表者など17人の委員が出席しました。協議会では平成18年からこれまで14回にわたり・特別支援教育・三歳児保育・園の適正配置・預かり保育の4つを柱に協議を重ねてきました。
15回目となる今回は、園の統廃合を中心にした適正配置と預かり保育について主に話し合われました。なかでも、共働き家庭の増加で、年々保護者からのニーズが高まっている預かり保育について、現在、PTAの会合といったやむを得ない場合にのみ午後4時まで実施しているものを保護者の就労による場合も可能とするなど条件を緩和し、試用期間を設けて保育時間の延長などを検討する方向で合意されました。協議会では、これまでの協議でまとめた指針を答申として、市へ提出することにしています。




