倉敷市真備町の特産品タケノコが初掘り・初出荷を迎えました。
豪雨で被災したタケノコ農家を取材しました。
真備町のタケノコ農家、中塚誠生さんです。
去年の豪雨災害で有井の自宅が全壊しました。
現在は総社市のみなし仮設住宅で奥さんと2人で暮らしています。
中塚さんは被災した有井の自宅からタケノコ堀りに使うツキと呼ばれる専用の道具を取り、竹林へ向かいます。
タケノコは竹林に見当たりませんが少し盛り上がった土の下に姿を隠しています。
中塚さんはツキでタケノコを傷つけないように掘り出します。
タケノコの収穫初日、大きいもので400グラムほど、全体ではおよそ2キロの収穫がありました。
真備選果場には中塚さんや真備町の農家が採れたてのタケノコを持ってきました。
選果場では傷がないか見たり重さを量ったりして市場に送られます。
真備町のタケノコ農家の半数以上が被災しています。
真備筍生産組合の副組合長も務める中塚さんは今年のできについて話しました。
真備町産のタケノコは4月中旬に出荷のピークを迎え、主に県内へ出荷されます。




