玉野市は平成31年度の当初予算案を発表しました。
玉野市の平成31年度一般会計当初予算案は226億2000万円で前の年より2.7%、6億円増えました。
重点施策には新年度から8年間の「新たな総合計画の推進」、「生涯活躍のまちの推進」、「公共施設の再編整備」など11項目を挙げました。
新年度事業のうち、ハード事業です。
玉原の市営住宅「志池住宅」の実施設計や施工に1億6900万円、東清掃センターの焼却炉の整備など施設の修繕に1億円、田井小学校の体育館の改修工事に9700万円などを計上しました。
続いてソフト事業です。
コミュニティバスの運行補助など公共交通の運営に7100万円、イノシシなどの鳥獣被害対策に2500万円、玉野商工高校機械科の施設整備や管理・運営に1200万円などを計上しています。
また、災害対策については東児と荘内の市民センターに防災備蓄倉庫を整備する費用、自主防災組織の育成、食糧・備品の備蓄など1400万円を計上しています。
また、今年春に開催する瀬戸内国際芸術祭の負担金として700万円、賑わい創出の拠点整備や観光客のおもてなしの強化に1560万円を盛り込みました。
一方、歳入の中で最も割合を占める市税は個人・法人市民税や固定資産税の減収を見込み、全体で1.9%減の76億723万円を計上しました。
新年度当初予算案や条例改正案などは2月21日(木)に開会予定の市議会定例会で上程・審議されます。




