2月10日(日)倉敷市大学連携講座として「北前船の寄港地・下津井港を歩く」が開かれ江戸時代の下津井港の姿を今に伝える遺構などを見て回りました。
岡山学院大学・岡山短期大学尾崎(おさき)聡教授を講師に行われた「下津井港を歩く」には、25人が参加しました。「北前船寄港地」として日本遺産に選定された下津井港について学んだ去年9月の講座に続くもので、実際に現地へ足を運び、かつて「風待ち、潮待ち」の港として栄えた時代の痕跡などをたどりました。「まだかな橋(ばし)」と呼ばれた波止場と陸地を繋いだ石橋の欄干や海に突き出した岬に石垣を築いて作られた幕末の台場跡。祇園神社に残る下津井城の出城跡。北前船が運んできたニシン粕を取引きした商家のなごりが見られる下津井の町並みなどを訪ね参加者たちは、北前船の寄港地として栄えた下津井港の姿に思いをはせていました。
【インタビュー】参加者は
むかし下津井回船問屋では、北前船の船頭たちによって唄い継がれてきた民謡「下津井節」が披露され港町下津井の情緒を堪能していました。
倉敷市大学連携講座「北前船寄港地・下津井港を歩く」
2019年2月10日(日)
下津井漁港付近(倉敷市下津井)




