岡山県アパレル工業組合が、創立50周年を迎え、きのう、倉敷市内で記念式典が行われました。
記念式典には、繊維業界や行政などからおよそ140人が、出席しました。岡山県アパレル工業組合の河合達朗理事長は、「これまでの50年、繊維産業は、幾多の困難を乗り越えてきました。繊維の一大集積産地としてのDNAを活かして、今後60年、100年と歩んでいきましょう」と挨拶しました。岡山県アパレル工業組合は、昭和34年に創立し、これまでに標準学生服の認証マークの制定やアパレル産地環境ビジョンの策定などを手がけ、県内の繊維産地の発展に貢献してきました。現在は、学生服やジーンズ、オフィス・ワーキングウェアのメーカーなど94社が加盟。発展途上国の低価格の製品に対抗するため、デザイン力やブランド力など付加価値を追求した産業構造への転換などに、組合をあげて取り組んでいます。式典では、長年にわたって組合の発展に貢献した功労者に中国経済産業局長などから表彰状が贈られました。KCTでは、創立50周年を迎えた岡山県アパレル工業組合の特別番組『さらなる半世紀、繊維産地の飛躍を目指して』を6月5日(土)、6(日)9時、15時、20時から1時間番組として放送します。




