倉敷市児島塩生(しおなす)の本荘公民館では、今年初めて、住民が手作りした吊るし雛が展示されています。
鶴、俵ねずみ、さるぼぼ、鯉といった子どもの幸せを願う小さな人形を集めて飾る吊るし雛。本荘公民館に、住民有志が手作りした約40の吊るし雛が展示されています。【インタビュー】本荘地区愛育委員会小津野照代会長5、6か月かけてこれだけの品物を35人の本荘学区のみんなで作り上げました。」
吊るし雛は、江戸時代の終わりごろ高価な雛人形のかわりに布の端切れで作ったちいさな人形を家族や親せきなどが持ち寄って飾るようになったのが始まりとされています。本荘地区の住民有志も古い着物や児島特産のデニムの端切れなどを有効に活用したほか、西日本豪雨の被災地真備町から寄せられた着物も吊るし雛づくりに生かされました。去年の10月から今年の1月まで毎週月曜日に宇頭間金浜自治会館に集まって制作した吊るし雛の中には、ビールの空き缶240個で作った 変わり吊るし雛もあります。【インタビュー】本荘地区社会福祉協議会森富裕会長「本荘を元気に本荘に住んで良かった本荘というのを目指すのが目的ですのでみんなに見ていただいていいひな祭りにしたい」
本荘地区で初めて企画された吊るし雛まつりおよそ ひと月間本荘公民館で展示し、3月2日、3日はおひな祭りを開き甘酒や豚汁などを振舞うことにしています。
倉敷・本荘公民館吊るし雛まつり
【取材日】 2019年2月3日
【場所】本荘公民館
【住所】倉敷市児島塩生
【インタビュー】本荘地区愛育委員会小津野照代会長
本荘地区社会福祉協議会森富裕会長




